「ゴジラ」を見てきましたよ~!
先日ハリウッド版「ゴジラ」を見てきました。
以前より噂はかねがね。YouTubeの予告編などを見ていたしで作品の存在は知っていましたが、なかなか見る機会が無くウズウズしていました。今回、嫁の後押しもありやっと観ることができました。
以前、ローランド・エメリッヒが監督をしたハリウッド版ゴジラってのもありましたね。
この作品はよくボロカスに叩かれていたんですが、私はアレはアレで好きでした(゚∀゚)
ただエメリッヒ監督はゴジラというものをまた違う未知なる厄災としてのとらえてたように思えます。その未知なる厄災というものに日本のゴジラというものを当てつけていたような感じでしょうか。私にはそう思えました。
しかし、パニック映画としてはとても良かったと思います。何度か見返したくらいの作品です。さすがインデペンデンス・デイを作った監督様。
さて、今回のギャレス・エドワーズ版のハリウッド版ゴジラには本当に度肝を抜かれました。
まず彼は日本のゴジラというものをよーく研究し尽くしています。しかもかなり日本の代表作としての「ゴジラ」をリスペクトしてくれていて本当に愛しているという感情がよく伝わってきました。
更に今回のゴジラはなんと言ってもデカイ!100M越えのバケモノです。見上げた上に更に見上げないと全体が見えないくらいなんですよ。
しかも、前回のイグアナベースではなくまぎれもなく日本のゴジラがモチーフにされていました。フルCGらしいのですが、あの着ぐるみのゴジラその物です。※ちょっと肉付きいいですが。
着ぐるみとは違い動きに対して肉が揺れるという生物の躍動感も十二分に発揮されています。スゴイ!
本編では冒頭よりゴジラの背びれなどがチラホラ見えている程度でなかなかじらしてくれているのですが、そんな中突然その全貌が現れて、いいタイミングで咆哮するシーンがあるのですがもう・・・大迫力の大感動!
7.1chドルビーがドッカーン!・・・余韻がビリビリビリ~!「コリャすげぇ!」の一言です。ちなみに主人公はアーロン・テイラー・ジョンソンという「キックアス」に出ていた青年です。かなり肉体改造してますね~驚きました。
皆さん見なきゃ損ですよ!しかも映画館で。
余談なんですけど、聞いたところによりますと日本の「ゴジラ」や「ガメラ」というもののコンセプトはなんだか大地の守り神的なガイヤ信仰の様な感覚があるようです。
しかし、これはあくまでも日本を含めアジア的なものの考え方(新道や仏教の価値観)であり欧米の一神教的なメシア信仰的な考え方ではなかなか理解できないようです。それが如実に出ていたのが前回のエメリッヒ版ゴジラなんでしょうね。ゴジラとは言え、所謂パニック映画としての一作品なのです。
しかし、ギャレス版ゴジラではちゃんとそれらもひっくるめての物でした。
更に驚いたのはハリウッド映画なのに日本に落とされた原爆の事も批判していたんです。これって珍しいですよね。いやビックリ。
なんでも早速続編の話も出ているようですよ。楽しみがつきませんね( ´ω`)