「もぐさ」とやらを作ってみる。
台風も去り、晴れ晴れとした日々が続く秋の空でございます。
しかし朝の放射冷却も厳しいものとなってきておりまして手放しには喜べなくなってきています。
さて、そんな晴天の最中ではございますが、私自身思うところがありこの頃はお灸なんてものをしております。
巷で市販されている「せんねん灸」を愛用しているのですがお灸というものを詳しく知ろうと思い、ネットなどでいろいろと調べてみました。
すると、お灸に使う「もぐさ」というものにたどり着きましてその「もぐさ」というもの正体と製造方法までたどり着きました。
しかも、作る工程などを各ブログなどで紹介されていましてとても興味深く拝見できました。
ちなみに「もぐさ」の正体は「よもぎの葉」です。
正確にはよもぎの葉の裏にあるフワフワした綿状のモノを集めた集合体だそうです。
(・∀・) という訳で自分でも早速作ってみることにしました 。
まずは「よもぎの葉」を収集。これはどこにでも生えていますよね。当館の周りにもわんさか自生しております。
よもぎの葉の部分だけを丁寧に集めたら水できれいに洗ってあげましょう。
続いて天日干し。とにかく天気の日にひたすら広げて干します。
カラッカラになるまで干してあげましょう!
※ いろんなブログなどを拝見して思ったのですが、乾燥についてはそれぞれこだわりがあるようです。
良質なものを作る際にはよりよい乾燥が必要なようですね。
さてさて、天日干しによる乾燥が終わりましたら今度はミキサーにかけてよもぎの葉の部分と裏面の綿状の部分を分離します。
本来ならばすり鉢とすりこぎを使って丹念に分離するみたいですが、時間の都合でこちらを使用します。
そしたらあら不思議、ミキサーでもちゃ~んと分離してくれています。
後はひたすらザルを使ってふるいをかける作業です。
【ミキサーをかけて】→【ザルでふるいをかける】の作業を繰り返します。
これがまた大変!何回も繰り返す覚悟が必要です。
でもって、今回はこれが完成品。初めてにしては上々でしょうか?
試しに使ってみました。ちゃんと火がきますし、お灸の香りもします。
一応使い勝手は悪くないと思います。
しかしながら、市販のものと比べやっぱりなんか違いますね~(;´∀`)
お灸の道は一日にしてならずですな。歴史と格調があるものは奥が深い。
これに懲りずに近々再チャレンジしてみます!