【まずは+1】 温泉宿 ばん屋・若旦那ブログ

大分県・湯平温泉【温泉宿 ばん屋】若旦那が発信するブログです。何事も「まずは+1」で前向きな一歩ですぜ。

久々のブログ発信・地震後に思うこと

こんばんは。

熊本地震からずいぶんになります。あっという間ですね。

とは言え、いまだに震災後のケアが必要な方が多数いらしゃるのが現状です。

手放しで喜べるはずもなく、いろんな思いが巡る毎日を送っております。

 

一部ではございますがこの大分県でも被害があった地域がございます。

今回の中には我々の同業者の方でこの地震の為に廃業することを余儀なくされた宿泊施設もあるようです。

何分その方々の気持ちを察しますと胸が痛みます。

きっと辛い思いをしているんでしょう。そしてそれ以上に悔しかったんだろうな・・・

それら含めてなんだかやっぱりあの日より時間がだいぶ過ぎても今だ悶々としております。

 

それとご承知の通り、各方面で発信しています情報なのですが当館を含めまして大分県の各温泉地。そして各旅館は概ね営業再開しております。

どうぞ安心しておいでくださいませ( ´ω`)/

 

そうそう。まずはこのブログタイトル変更しました。

以前は「ばん屋のメガネより」というタイトルで継続させていただいておりました。

そして今回からは「まずは+1」という新タイトルでこれまで通り駄文を綴らせていただこうかと思っております。

で、何故「まずは+1」なのかといいますと、「昨日より今日、今日より明日。」とりあえずは何事も一歩だけでも前に進めるよにという思いがあり、今回の震災復興も兼ねてこのようなタイトルにした所存です。

 

また少しづつではありますが更新していきたいと思っています。これまで同様、何卒よろしくお願いいたします。

 

さて、この地震の際に貴重な体験をしたことがありますのでこちらでもご紹介。

 

車中泊

 

未だによく被災地ニュースなどの話題に出る所謂「車中泊」です。

湯平温泉界隈も地震が起きた後、余震も少しの間だけですが続いていた時期がありました。

やはり少しながら不安もありまして一泊だけですが車中泊を夫婦ですることにしたのです。

 

まずは車中泊をするといっても一体どこで車中泊をするのか?という問題が一点。

自宅の隣ですればいいのでしょうが地震があるという不安もあり、いろいろ悩んだ果てに自宅より少し距離を取って大分市内のとある場所で一泊することにしました。

 

そして今回の車中泊。車に布団を持ち込んで包まりながら一晩を明かすという初めての体験。

実際にはぜーんぜん簡単なものでははなく、思っていた以上に酷な体験となりました。

 

まずやはり狭い。私の車は7人乗りのホンダフリードですが、車内で寝泊まりするには息苦しさがあります。

とは言えこれはどうしようもありませんね。

 

そして何より寒い! ( ;∀;)

4月の寒空にはまだまだ応えます。明け方なんて足元が寒くて寒くて・・・

しかもその日は皮肉なくらいに天気が良く、放射冷却もあり拍車をかけて寒い!

こりゃ本当にまいった。寝れたもんじゃないです。

 

私は今回この一日だけの経験でした。しかしご承知の通り未だに熊本の被災地では車中泊を続けていらっしゃる方々が大勢いますね。

その方のことを思うとこの体験があったということでその辛さが痛いほどよくわかります。どうぞ一日も早く脱出できることを心より祈っております。

 

それと、今回利用させていただいた大分市内のとある場所では後から気づいたのですが我々と同じように車中泊をされている方々は何組かいらっしゃいました。

きっと同じように地震の不安もあり已むに已まれずのことだったのでしょうね。

大変だったでしょうに・・・

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この日の夜明けはとにかく綺麗な朝日が印象的でした。

 

さぁ、気を取り直しましてボチボチですがまた当館のことや私事。津々浦々、情報の発信を行っていきたいです。

何卒よろしくお願いいたします!

 

ではまた \( ´ω`)/